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五家荘渓谷で紅葉狩り

平家の落人伝説で有名な秘境の秋は?

「五家荘」は
九州中央山地の深い山の中にあります。
平家の落人伝説が伝わる、歴史ロマンあふれる隠れ里です。
久連子、椎原、樅木、葉木、仁田尾の五つの集落を総称して五家荘と称しています。

九州山地の西部、川辺川の水源の山林地域である。古来より秘境として知られ、人々は河岸の段丘や傾斜斜面などに小さな集落を作り、木地師として木器を製造したり、蕎麦・稗などの焼畑農業や茶の栽培に携わったりしてきた。ただし、秘境というのはイメージ的な部分が大きく、中世以後隣接する柿迫村をはじめとする外部との交流が盛んであったことは五家荘の外部に伝わる古文書から知られている(反対に内部の文書は焼畑や山火事などによる類焼で原本を失ったものが多い)。例えば、『肥後国誌』では慶安3年(1650年)にその存在は初めて外部の人々に知られたと記しているが、実際には戦国時代には阿蘇惟豊に仕えて所領を与えられていた者がいたことや寛永13年(1636年)の段階で五家荘の人々が熊本藩に飢饉の救済を訴えていることが知られている。
平家の落人の伝説で知られ、伝承によれば平清経の曾孫たちが「緒方氏」を称して久連子・椎原・葉木を治め、菅原道真の子孫たちが「左座氏(ぞうざし)」を称して仁田尾・樅木を治めたと伝えられている(『肥後国誌』には葉木を菅原氏系とする異説も載せている)。5つの地域の支配者はそれぞれ地頭を称し、江戸時代にはそれぞれの村の大庄屋に任じられていた。

Wikipedia



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山々が色づく秋になると

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毎年紅葉祭が開催されます。
山は色づいていますが
秘境だけに車の運転は大変。
脇見運転厳禁!

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秘境五家荘で最も大きい滝「栴檀轟の滝」です。
日本の滝100選ですよ。

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五家荘では、滝のことを轟(とどろ)と昔から呼んでいます。
名称のあとに「轟」が付くのが普通です。
トトロじゃないですよ。
滝の滝壺へ落ちる音が聞こえてきそうな呼名ですね。
古生代に堆積したチャートの断崖にかかる滝は
高さ70m程。幅3~4m。滝壺は4mあるそうです。
昔は滝の周辺に栴檀の大木があったことからこう呼ばれるそうです。

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この滝の流れは日本三急流の一つ球磨川の支流
日本一の清流ともいわれる川辺川の源流となっています。

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滝のそばの紅葉は今一つでした…

栴檀轟の滝へ向かう狭い道沿いに
ポツンと一軒家

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仁田尾を支配した左座氏の住宅です。

県道52号線沿いにある左座家は、道真公の末裔が暮らした家跡である。菅原道真の2人の子孫が、藤原一族の追討を避けて兄が仁田尾に逃げ住みつき左座太郎と名乗りこの地を支配しました。なお、弟は樅木地区を支配。この建物は200年程前に建てられた藁葺き屋根で今もなお昔の面影が息づいています。毎年屋敷内でお茶会などのイベントも行われています。

八代市観光情報


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左座氏住宅の周辺は良い感じに色づいてました♪

国道445号とこの県道52号が分岐する場所には
椎原を支配した緒方氏の住宅もありました。
緒方家は壇ノ浦の戦いで源氏に敗れた平清経の子孫3人は緒方姓を名乗り
五家荘の3地区に住みつき支配しました。
その一人緒方紀四郎盛行がこの椎原に隠れ住んだといわれています。

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梅の木轟公園の吊橋
橋の長さは116mです。
上下の補助ロープや支柱を使わないPC吊床橋としては日本最大級だそうです。

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「〇〇と煙は高いところへ上る」
私は高い所平気ですが
揺れる橋の上から下を見ると…
高所恐怖症の方には厳しいかも!
高さは55mあるそうです。

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でもこの先には
この橋が架かるまで幻と呼ばれた滝が

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梅ヶ枝の滝
これじゃないですよ!

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こちらが幻といわれた「梅ノ木轟の滝」
吊橋を渡り終えて歩くこと300mほど
高さ38mの断崖の岩肌を轟音とともに流れ落ちています。
まさに
最初の「栴檀轟の滝」は男性的な印象でしたが
こちらは優しい女性的な感じがしますね。

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こちらも滝周辺はあまり紅葉していませんでした。

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遊歩道と吊橋からの眺めはまずまずでした。

今も
まだ秘境!
平清経や菅原道真の子孫たち
こんな山奥まで逃げて隠れ住んでたのですね!

栴檀轟の滝
熊本県八代市泉町柿迫


梅ノ木轟の滝
熊本県八代市泉町仁田尾


2019-11-16 19:30 : : コメント : 16 :
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非公開コメント

No title
五家荘は平家の子孫だけと思って
いましたが、それ以前に道真の子孫も
隠れ住んだところなのですね。
驚きました。
2019-11-16 19:41 : ポジティブオーラ URL : 編集
No title
torさん、こんばんは(^-^)
ちょっと怖い気もしますが・・・このなが~~い吊り橋を渡ってみたいです。
揺れるでしょうネ、何人まで同時に渡れますかネ?
2019-11-16 20:40 : けいちゃん URL : 編集
No title
つい最近知ったのですが、平氏・源氏・藤原氏・橘氏の氏名は単に朝廷から賜ったというだけではなく、皇族の方が降臣する際に、それまで皇族だったので名しかなかったので、源・平・藤原・橘の氏名を与えた、つまり、それらは元をただせば皇族だったということを知り驚きました。(ただし藤原氏だけは、皇族どころか古事記に登場する神の末裔といわれているので、ちょっと異質。しかし藤原という氏は大化の改新時にその功績により賜ったので、それまでは中臣鎌足として知られている。)
といった次第で、氏と姓、名字と苗字の違い・由来を調べて、色々な発見がありました。
遅くなりましたが、引用欄は実に本格的、というか本物になりましたね。素晴らしいと思います。
「滝は轟」は、音まで聞こえるようなそんな感じでピッタリですね。
なお、以前住んでいた熊谷市の名産物に「五家宝」というお菓子がありますが、(「ごかぼ」と読むのですが)「五家荘」から連想してしまいました。
2019-11-16 20:57 : わけい URL : 編集
No title
こんばんは。

平家落人伝説の伝わる隠れ里、たしかにロマンを感じますね。
周りを山に囲まれて秘境って感じがして行ってみたいと思いました。

それにしても116メートルの吊橋、高さは55メートルあるんですね・・・歩いてみたいと思う反面、いざ目の前にしたら足がすくんでしまいそうです(苦笑)
2019-11-16 23:44 : narayama2008 URL : 編集
No title
平家の村とか子孫の部落とか
素敵なところが全国に多いですねぇ
でも 隠れて生活をされていたから
当たり前なんですけど 秘境が多くて
車で行くのも大変なところが多いですよね

私は 高速も運転が躊躇なので なかなか
秘境に行けないんです…
2019-11-17 00:23 : おとめ URL : 編集
No title
こんにちは

綺麗な渓谷ですね。
いいですね。
紅葉もだいぶ色づいて来ましたかね。
今日は能登半島にきてますが,こちらも綺麗ですよ。
2019-11-17 08:04 : トトパパ URL : 編集
No title
五家荘は平家の郷と思っていましたが菅原道真の子孫もいたとは知りませんでした。五家荘には行った事はありませんが八代市なんですね、球磨川下りは行った事があります、隣の千丁の菜の花畑が綺麗だったのを覚えています。栴檀ですか、双葉より芳しですね。
2019-11-17 10:12 : エースの城 URL : 編集
No title
ポジティブオーラ様
五家荘の呼名の由縁ですね。
平家と道真の子孫は
こんなところに隠れ住んでいたのですね。
いまでも行き来するのが大変なところです。
生活も大変だったと思います。
今回は時間が無かったのですが
両家とも見学ができるようです。
隠し部屋があったりするそうです。
2019-11-17 19:35 : tor URL : 編集
No title
けいちゃん様
紅葉の時期なので渡る人が多かったです。
真中ではユラリユラリと。
滝を見るためだけに架けたのかな~と。
五木の子守唄の里にも行き
本日オップましたので
ぜひ訪問してください。
2019-11-17 19:39 : tor URL : 編集
No title
わけい様
コメントありがとうございます。
わけい様のブログは読ませていただいてます。
レベルが高くてコメントできないです。
気持玉はポチしてますが
FC2からはリンクが付かないので足跡にはならないですね。

「五家宝」懐かしいです。
以前コメントしたかもしれませんが
卒業後に最初に配属された工場が隣の行田市にあり
新婚時代と長女が生まれるまで住んでました。
近年は「のぼうの城」や「陸王」があり
認知度アップですね。
「十万石まんじゅう」「ゼリーフライ」(笑)
ちなみにこちらには「五家宝」に似た
「銅銭糖」ってありますよ。
2019-11-17 19:49 : tor URL : 編集
No title
narayama2008様
九州山地の奥にある秘境です。
登山で昔は近くを通っていました。
この吊橋は上からワイヤーで吊るタイプではないので
かなり不安になります。

平家の里というところもあるのですが
今回は時間がありませんでした。
いまでも秘境ですね。
2019-11-17 19:55 : tor URL : 編集
No title
おとめ様
まさに秘境です。
同じく平家落人の「祖谷のかずら橋」へも
行ったことありますが。
こちらの方が大変です。
また紅葉の季節なので車も多く
対向車に遭遇すると最悪です。
まわりは美しく紅葉しているのに・・・
疲れましたが美しい景色と
平家と道真の子孫の隠れ住んだ地で
歴史の一コマを垣間見ることができました。
2019-11-17 20:15 : tor URL : 編集
No title
トトパパ様
能登半島も良いでしょうね。
私も秘境の紅葉を見て
五木の子守唄の里へも行きました。
どちらも哀愁を感じる地でした。
2019-11-17 20:17 : tor URL : 編集
No title
エースの城様
かっては泉村でしたが
平成の大合併で八代市になりました。
千丁町も八代市になりましたよ。
八代市はとても広くなりました。
周辺部の五家荘は合併前と比べると
人口もますます減少しています。
限界集落化しているようです。
2019-11-17 20:22 : tor URL : 編集
おはようございます♪
五家荘は八代なんですね
平家の落人部落というのは聞いた事ありました
隠れ住んだのですから 秘境なはずですが 険しいですね

私は高いところが苦手なので 吊橋はだめです…
2019-11-18 07:17 : おとめ URL : 編集
No title
おとめ様
コメントありがとうございます。
同じ県内なのですが
私も登山の時くらいしかきません。
登山の途中にも住居跡があったりして驚きます。
私は高い所は平気なのですが
真下を覗くとさすがに足がすくみました。
2019-11-18 20:04 : tor URL : 編集
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美味しい物を食べたり、
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