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熊耳山正観寺

菊池武光公墓所

熊耳山正観寺は
菊池15代菊池武光が南北朝時代の興国5年(1344)に
建立した臨済宗の菩提寺です。

1333(元弘3)年に武光公の父12代武時公は
博多の鎮西探題を襲撃した際に
少弐、大友の裏切りにあいました。

武時公は探題に討ち入る直前に
同行していた幼い武光公を
博多の臨済宗聖福寺に預けました。

その後武光公は
無事に菊池へ送り返されました。

当主になった後
この恩に報いるため
聖福寺の大方元恢和尚を招いて
この正観寺を建てたのだそうです。
代々博識の高僧を輩出し
15世紀半ばには全国十刹に数えられたそうです。

当時は14坊や
その他の堂宇が立ち並んでいたそうです。

武光公が征西将軍懐良親王の命により
京都五山にならって菊池五山を定めた時も
五山の上に格付されていました。

菊池五山とは
輪足山東福寺、無量山西福寺、手洗山南福寺、
袈裟尾山北福山、九儀山大琳寺です。

菊池氏の繁栄と共に栄えましたが
菊池氏が衰退すると寺勢も衰えたそうです。

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※ 菊池市パンフレット「菊池一族の軌跡」より 武光公

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広かったであろう境内の跡には
建物跡の碑があります。

平安時代中・後期の寺院跡と考えられているそうです。

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22個の礎石が散在し
この地蔵堂の中には
県下最大級の
木造地蔵菩薩像も安置されています。

礎石は全て火にあっていることから
焼け跡に武光公が正観寺を建てたのではと
考えられるそうです。

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庫裡の奥に

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樹齢600年を超える
大きな樟があります。

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このクスノキは武光公の墓標として植えられたものと伝えられているそうです。

そして
そのクスノキの下に

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菊池武光公のお墓です。

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実はこの墓は江戸時代の後期に建て直されたものです。


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あれっ?
どこかで見たような・・・?
八代妙見宮
http://tor5555.at.webry.info/201707/article_27.html
由来碑と同じだ!

亀蛇の上にのっています。

「15代武光の墓は、熊耳山正観寺の境内にあります。
正観寺は武光自身が建てた寺で、当時の一族の菩提寺でした。
墓木と思われる樹齢600年を超える樟の下に、堂々と鎮座する亀趺(きふ)の墓。
実はこの墓は、当時からのものではありません。
江戸時代の後期に建て直されたものです。
南朝の雄として名を馳せた武光は、
「幕府に対抗した者」として、
江戸幕府の統治下においても冷たい視線にさらされ、
その墓も省みられることなく廃れ果てていたと言われています。
この状況に、
郷土の偉人を讃え、相応しい墓を建てたいと立ち上がった人たちがいました。
渋江紫陽(しぶえしよう)、松石(しょうせき)親子です。
彼らは近代菊池の文教の祖とも言える人たちで、
菊池一族の顕彰(讃えて啓発すること)に大きな役割を果たしました。
武光の墓を建てるにあたり参考にされたのが、
同じく南朝方の立役者、楠木正成の墓でした。
楠木正成の墓は、
水戸黄門でおなじみの水戸光圀が、
兵庫県の湊川神社に建てさせたものでやはり亀趺の墓です。
亀趺とは、
写真のとおり「亀蛇(きだ)」と呼ばれる空想上の生き物を台座にした墓のことで、
めざましい孝徳を積んだ人だけに許される特別な墓とされてきました。
亀蛇とは中国で「仙人の乗りもの」とされている生き物です。
南朝方に尽くした楠木正成に亀趺の墓が許されるのであれば、
武光にもまた相応しいと、紫陽、松石親子は考えました。
江戸幕府の統治下で、
武光を神聖視した墓を建てるのが簡単なことではありませんでしたが、
1779(安政8)年、
二人の念願は叶い、この墓が建てられました。
34メートルを超える大樟の下、
優れた石工の技術を思わせる凛々しい顔立ちの亀蛇が、
今も武光の安息を護っています。」

※ 菊池の観光ナビ「きくち物語」菊池武光の墓より

境内には16代武政公の墓所もあります。
武政公は武光公の長子で
守山城へ本拠地を移した方です。

南北朝時代には、南朝方として九州一円をその手にし
懐良親王とともに駆け抜けた武光公
静かに
自らが建立した正観寺に眠っています。

ところで
日本一薄い和菓子
以前紹介しました。
http://tor5555.at.webry.info/201709/article_7.html
菊池銘菓「松風」
お店は「正観寺丸宝」さん。
この近くなのですね。
それで正観寺なのでしょうか{%!?webry%}


熊耳山正観寺
熊本県菊池市隈府1128


2017-11-28 21:45 : 寺院 : コメント : 0 :
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